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#1『倒れるときは前のめり』(有川浩/角川書店)

1冊目は僕が敬愛してやまない有川浩先生のエッセイ本です。

 

誰がなんと言おうが僕は有川先生を尊敬してるし、好きな作家さんだと言い続けます。(実際に本読んでくださったらここで僕が宣言している意味もわかってもらえるかと。)

 

この本にはこれまでに先生が書かれてきたエッセイ94本と、小説2編が収録されています。

 

東日本大震災の話、東京都青少年健全育成条例の話、出版業界の話、難聴者の話など、話題に上っては消えていく話を思い出し、考えるいいきっかけとなりました。

 

94本のエッセイの中から悩みに悩み厳選した3本を紹介します。

 

・読書は遊びだ(p.28〜)

東京都の青少年健全育成条例の改正案の話。

田舎の学生の僕はこの話を知らなかったんですけど、恐ろしい話だと。

出版社が集中している状況からやはり出版の中心は東京になる。その東京での条例は自主規制を招きかねない。

権力を振りかざす検閲があってはならないと思います。

「リアル『図書館戦争』」の世界にならないことを願います。

 

・書店はテーマパーク(p.126〜)

タイトルの通りです(笑)

正直これが一番共感しました。

さあ、リアル書店へ足を運びましょう!

 

・匿名の毛布(p.154〜)

ネット上での発言の問題。

匿名をいい事にモラルの低下を感じます。

言葉は利器にも凶器にもなる

匿名の毛布で自分を守る者への激しい警告とそれでも人間を信じる優しさの両方を感じさせる、そんな話です。

 

他にも心温まる話や有川先生のオススメ本など盛りだくさんです。

 

じっくりと味わい、考える。その価値が十分にあると思います。

ぜひ一読を!